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不動産投資 東京タワービューの物件、70億円では買えない理由 - 超高級不動産の現実

先日、興味深い投稿を目にしました。
「港区の超高級レジデンス、東京タワーが見える部屋が欲しい。70億円まで出せる」
当社は都内超高級物件専門で、インバウンド案件に強みを持つ不動産会社です。
正直なところ、70億円の物件なら手数料もそれなりに…というスケベ心で、早速スタッフとミーティングを行いました😅
超高級不動産の現実
ところが、検討内容は私の予想をはるかに超えるものでした:
🏢 物件供給の現実 ・東京タワービューの物件はほとんど市場に出ない ・仮に出ても70億円では到底購入不可能 ・予想価格は300億円レベル
💰 市場価格の参考事例 ・昨年売却された富士山ビューでも60億円 ・立地・眺望のプレミアム価格は想像以上
📋 取引上の制約 ・超プレミアム付き物件は売買手続きが非常に複雑 ・管理規約による転売制限 ・通常の不動産取引では対応困難
結論:売主が現れる可能性が限りなく低い上に、70億円では絶対無理
よってこの案件はクローズとなり、手数料の皮算用は完全に外れました。
当社の方針
「そんな面倒な物件を扱わなくても」と仕入れ担当。
当社はオーナーと直接つながっており、普通に売買仲介できる未公開の超高級物件を複数抱えています。これらを小出しに紹介していく戦略でミーティングは終了しました。
超高級不動産市場は想像以上に奥が深い世界です。